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国産の木材はプラスチックと比べてなぜ環境に良いのか

日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)コラム記事コーナー2月1日付記事を取り上げる。記事は、稲本正氏が投稿しているもので、タイトルは、「国産の木材はプラスチックと比べてなぜ環境に良いのか」である。
タイトルにリンクを張っておくので、色々な人たちが寄せているコラム記事であったり、ニュースコーナーで取り上げられている記事等を一読することをお勧めする。
日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)コラム記事コーナー2月1日付記事を取り上げる。記事は、稲本正氏が投稿しているもので、タイトルは、「国産の木材はプラスチックと比べてなぜ環境に良いのか」である。
タイトルにリンクを張っておくので、色々な人たちが寄せているコラム記事であったり、ニュースコーナーで取り上げられている記事等を一読することをお勧めする。

稲本氏は、2週間に1回程度コラム記事を投稿しておられるが、前回の記事「『木育』こそCO2削減の決定打(08/01/18)」を投稿したところ、読者から意見を頂戴したとのこと。
読者からの意見の趣旨は、「『日本の木をもっと活用しよう』ということ…なぜそれがCO2削減につながるのでしょうか? 木でモノを製造するには、プラスチックで製造するより物流や製造工程で明らかにCO2を排出し、木を伐ればCO2を吸収するものを取り去ることになると思います」であったとのこと。

今回のコラムは、前回コラムに対する読者意見を踏まえ、「木材製品とプラスティック製品の製造工程における環境負荷の程度」につき説明し、「木材製品の環境負荷のかかり方が少ない」ことを筋道立てて説明しているものである。
同時に、「国産材活用の意義」についても、「輸入材活用と比較し、輸送に伴うマイレージ」の関係で、国産材の活用を図るべきであり、「日本の森林保護政策」のあり方にも、過去のコラムで言及しているところがある。
記事を引用しておく。

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記事引用
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前回のコラムで「木育」に関して書いたところ、さっそく読者の方からご意見をいただいた。今回はその返答も含めて、国産木材を活用する意義について述べてみたいと思う。

読者からいただいたご意見の主旨は、
「『日本の木をもっと活用しよう』ということですが、なぜそれがCO2削減につながるのでしょうか? 木でモノを製造するには、プラスチックで製造するより物流や製造工程で明らかにCO2を排出し、木を伐ればCO2を吸収するものを取り去ることになると思います」
というものだった。

〇木材が背負う「エコ・リュックサック」

近年、「エコ・リュックサック」という考え方が一般に浸透しつつある。これは端的に言えば「ある製品ができあがるまでにどれだけの環境負荷を与えているか」を測る指標だ。この基本はファクター10研究所のシュミット・ブレーク所長が提案した「MIPS」から来ている。MIPSというのはMaterial Input Per Serviceの略で、「単位サービスあるいは単位機能当たりの物質集約度」、つまり「ある製品が一つの機能を発揮するためにどれだけの資源を必要としたか」というものだ。

例えば、プラスチックの机を造るとすると、石油を中東などから輸入することになり、それを運ぶためには巨大なタンカーが必要となる。タンカーを動かすためにも石油が必要だ。さらに、日本に着いてからも一時的に石油備蓄基地に置かれるが、その建設資材と維持にもエネルギーを要する。

そしてその石油をプラスチック工場に運ぶにはタンクローリーが必要で、プラスチック工場に着いてからは加工プレスなどの工作機械も要し、またプレスのためかなりの熱エネルギーも必要だ。ついでに言えば型で固めるためには、事前に化学変化させる別の資材も必要となる。

一方、木は日本でも非常に身近な資源であり、国産材を使えば製造に至るまでの過程は非常にシンプルで、環境負荷は数ある素材の中でも極めて低い。もちろん、木材で机を造るためには木を伐採し、伐採したものを運んで製材し、また運んで木工工場で加工しなくてはいけない。しかし、運搬距離は中東などからとは比べ物にならないほど近距離だし、なによりもプラスチックが300度ぐらいの加熱が必要なのに対し、木は常温で加工ができる。

これらのことを計算すると、非常に大ざっぱではあるが、国産材で造った木工品の方が、プラスチック製品と比べて3分の1から5分の1のエコ・リュックサックで済むということが計算されている。またプラスチックよりも金属、例えばアルミニウムの方がさらにエコ・リュックサックが大きくなり、なんと机の場合、木に比べて42倍に跳ね上がると計算されている。(詳細はブレーク氏の著書『ファクター10/エコ効率革命を実現する』、あるいは拙著『森と生きる』)
前回も述べたように、さらなる技術革新さえあれば、現在のプラスチックや金属の製品を置き換えることができるのだ。

〇再生可能資源であること

もうひとつの論点として、最近「3R」に代わり強調されるようになってきた「5R」という概念がある。かつての「3R」は「リデュース(利用する資源を減らすこと)」「リユース(再利用)」「リサイクル(繰り返し使う)」であったが、それに「リペアー(修理して使う)」と「リニューアブル(再生可能資源を使う)」の2つのRを加えたのが「5R」だ。

木が何よりも環境に良いのは、最後の「リニューアブル」資源だという点である。以下に掲げた、再生可能資源である木と、プラスチックや金属を比較した図をじっくり見ていただきたい。木は伐っても、それを材料として造られた机やテーブルの中にCO2は固定化されたままなのである。そして、木を伐ると同時に木を植えれば、植えられた木は生長とともにCO2を吸収し、固定する。木は、この意味で一石二鳥の素材と言える。さらに言えば、木は人間と同じく若木の方が大きく成長するため、成木よりCO2の吸収力を持っており、木を伐らないよりきちんと管理して利用するほうがよいのだ。

 
  (木材を利用した場合のCO2吸収効果)

それに対し、化石資源である石油からできたプラスチックはもとの石油に「再生」することは不可能だ。しかも、下手に処理をすると公害問題につながり、たとえリサイクルするにしても熱処理にエネルギーが必要となる。

 
  (プラスティック・金属を利用した場合のCO2吸収効果)

木製品の方は、しっかりした工法で制作していれば、「リペアー」するだけで100年以上は十分使用可能だということが、過去の実績から証明されている。英国のアンティークで数百年は使われているものはたくさんあるし、オークヴィレッジも「孫、子の代まで」継ぐことができる木組みの伝統工法に基づいて家具を造っている。

現在の環境問題が何よりも産業革命以降に発生し、特にCO2問題は石油資源の過剰使用が原因であることは、言うまでもないことだと思う。最近読んだ月尾嘉男さんの本『地球の暮らし方』(遊行社)にも、CO2の排出や吸収について非常にコンパクトにまとめられていたので、ぜひ皆さんも参考にしていただきたい。数字的にもまとまったデータが提示されているので、前回のコラムでご意見を送られた方も、まずはこうした論旨を踏まえた上で、さらなる感想を送っていただけたらと思っている。
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By A.S. in Apr., 2009

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