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各党マニフェストを読む―総選挙後の環境エネルギー政策の行方

引き続き、日経ECOLOMYの記事「飯田哲也のエネルギー・フロネシスを求めて」の記事を取り上げておく。
記事タイトルは、「
各党マニフェストを読む―総選挙後の環境エネルギー政策の行方<下>」である。
選挙後の新政権が、「どのようにこの国の環境政策の舵取りをし、国際社会の中で日本の位置付けの向上を図りうるのか」、注目していく必要があるのではないかと考える。。。
記事の一部を引用しておく。
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記事の一部引用
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各党マニフェストを読む―総選挙後の環境エネルギー政策の行方<下>(09/08/26)
Aug 26, 2009 by 日経ECOLOMY

原子力政策は、かつては「過渡的エネルギー」と位置づけていた民主党が推進に変わったことから、2大政党がいずれも推進の立場となっており、総選挙では無風に近い。もっとも深刻な問題を抱える原子力政策が、何の争点化もされていないところに、この国の原子力を巡る「先祖返り」のような深刻な状況がある。…

〇奇妙な静寂の原子力政策

(1)歯止めのない核燃料サイクル

第1に、2004年の原子力長計見直しのタイミングでいったん立ち止まる機会があったにもかかわらず、六ヶ所再処理工場(青森県)運転開始と核燃料サイクル全面推進へと、 一気に押し切ってしまったことだ。…

(2)原子力中心主義が危うくする温暖化対策

…国が目指す設備利用率を実現するには、現状の最長13カ月運転から最長24カ月運転へと延長する必要があり、これはウラン濃縮度を高めた高燃焼度燃料の採用や熱出力・発電出力の最大化、定期点検の見直しなど、さまざまな技術面・運用面での変更を伴う。こうした変更を行って、全53基の平均で「87~88%」という高い設備利用率を達成する、ということが果たして現実的か。老朽原発の健全性や亀裂進展の維持基準などで「臭いものにフタ」をしてきた原子力安全が、果たしてこれに耐えきれるのか。冷静に考えるべきであろう。…

(3)原発震災と耐震偽造への不安と不信

第3に、先の静岡地震が浜岡原発を襲ったこともあって、一般市民の中で、巨大地震が原発を直撃する不安が高まる一方なのに対して、国も電力会社もまったく信頼を得ていない。…

(4)まったく見通しのない最終処分

第4に、こうした一連の不安と不信が積み重なって、原子力発電の最大かつ永遠の課題であるところの、使用済み燃料や高レベル廃棄物処分に関して、まったく見通しが立っていないことだ。…

(5)開かれた議論のない閉鎖的な原子力ムラ

第5に、以上のような数々の困難にも関わらず、原子力を巡る冷静で真摯な政策論議をする場も姿勢も政府の方にまったくないことが、何と言っても最大の問題ではないか。原子力に少しでも批判的な意見は、即座に「反原発」とレッテルを貼られて、入口で退けられる。そうして「原子力ムラ」の中だけで、客観性も合理性もない議論がまかり通ってしまう。…

各党のマニフェストに見る原子力政策
自由民主党公明党民主党日本共産党社会民主党
原子力エネルギーの利用を強化

(発電比率を25.6%→40%、発電所の設備利用率58%→84%)する
(原子力に関して言及なし)安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力利用について着実に進める危険な原発頼みの「環境対策」をあらためる・脱原発をめざし、核燃料サイクル・再処理を中止

・プルサーマル計画に反対

〇3周遅れvs周回遅れの高速道路無料化

自民党の「高速道路週末1000円」はすでに実施され、各方面に影響(恩恵というよりも迷惑)を及ぼしているが、民主党の高速道路無料化は、マニフェストの中でも注目度の高いものの一つだろう。これを筆者は、「3周遅れ」(自民党)vs「周回遅れ」(民主党)との争いと見る。
道路を造り続けることが自己目的化しているこの国の現状が、環境的にも財政的にも地域社会的にも深刻な問題であることに議論の余地はない。しかし、「高速道路はフリーだ」などといった、一昔前のアメリカの「カウボーイ型社会」にかぶれたような高速道路無料化は、けっして支持できない。
高速道路無料化および暫定税率廃止の悪影響については、
非営利シンクタンク環境自治体会議・環境政策研究所が、非常に良い分析を出しているので、ぜひ一読をお薦めする。

高速道路料金についての考えはどうか?
自由民主党公明党民主党日本共産党社会民主党
(週末1000円を実施中)高速道路料金の引き下げ、割引制度の恒久化高速道路無料化高速道路料金の軽減よりも福祉や教育を優先

〇「21世紀型政治」へのアップデートを

こうして主に自民党と民主党、そして霞ヶ関の環境エネルギー政策を中心にひととおり眺めると、今日、グローバル社会で進行しつつある「根底からの社会変化」に、とくに意思決定層が追いついていないように思える。
政治プロセスでも、省益に沿った「政治」を官僚が直接行い、統計や数字の嘘を平気で付くといった、本来の民主主義社会ではけっして許されないことがまかり通っている。歌舞伎のように振り付けされる審議会で、「専門家」は、科学や真実にではなく、役所や事業者に奉仕する……などを見ると、「この国は本当に大丈夫か?」と心の底から心配になる。…

(1)「マッチョ」の終わり

Foreign Policyに「マッチョの終わり」という記事が出ている。今回の経済危機は、主に建設業や製造業といった「男性的な仕事」への影響が大きく、失業者もそのような「マッチョな男性」に多い、という分析だ。考えてみれば、クルマは典型的なマッチョであるし、不動産業やどん欲に利益を狙う金融業も極めてマッチョ的だ。記事では、そうした「男性支配の経済」が大きく変わりつつあると指摘している。…

(2)脱物質化と寛容が80%削減社会のカギ

…この社会的価値の変化は、他のいくつかの指標でも裏付けられている。
1つは「脱物質化」(ポスト・マテリアリズム)への流れである。
81年以降、世界各国の社会的な価値・宗教・政治意識を比較調査している
World Values Survey によれば、古い世代が「経済成長」や「モノの拡大」といった「物質的価値」に軸足があるのに対して、欧米先進国でとくに世代が若くなるほど、自律や自己表現といった「脱物質的価値」を重視する傾向が増している。…

(3)男性価値と老人価値が優位の日本

…日本の社会現象を眺めれば、脱物質化も進んでいるように見えるのだが、一つには、日本の政治や企業などの意思決定層がまだ圧倒的に男性優位・老人優位の組織だからであろう。
そして、日本の脱温暖化社会への変革を阻む二大勢力、日本経団連と電事連こそが、その総本山でもある。…

(4)「2項対立」から「複雑系の熟慮政治」へ

…これに対して、アルファブロガーの小飼弾氏が面白い提案をしている(
「誰をではなく何を選ぶために」)。
つまり、霞ヶ関だけが法律を書く権限を独占している現状から、ウィキペディアのように、オープンソースで政策を作ってはどうか、という提案だ。
一見、空想的だが、目指すべき方向性を示唆しているのではないか。
実際に欧州を中心に、コンセンサス会議や住民投票・国民投票など、これまでの代議制民主主義や官僚に委ねてきた政治システムを補完する、「熟慮民主主義」という新しい政治回路が模索されている(参考・篠原一『市民の政治学』=岩波新書 )。

(5) 「20世紀型政治」から脱却を

…しかし現状は、「プリンシパル・エージェント理論」が説明するとおり、相対的には政治家よりも情報優位にある霞ヶ関官僚が、「法的正統性」(レジティマシー)を悪用して、省益に誘導しているという状況がある。
その上、そこに働きかける人・時間・カネの余裕のある既得権益によって、二重に歪められているというのが、今の日本の環境エネルギー政策であり、他の多くの公共政策ではないか。…
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By A.S. on Aug 31, 2009
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